Choko_diary

どこかで二次創作をしているオタクの雑記

二次創作に貴賎はある

なんだか、気がついたら趣味の二次創作が苦行みたいになってしまっていた。

どうして二次創作がこんな苦行みたいになったんだっけ?と思い返してみたんだけど。去年の4月にあった事件(私からしたら事件です)が発端でした。それまでは楽しく小説を書けてた。

もう書いてもいいかな、私はようやく消化できてきた気がしてるか、。関わった方の名前は出さないし、別に恨んでもいません。

端的に言えば比較をされたんです、たまたま内容が酷似している小説を書いた人がいらして。お互い明らかにパクる事ができない状況で書いたのは明白で、そこは平和だったんだけど。それでも無意識に心無い事を言う人はいたわけです。

「両方読んだけど○○さんの方がよかったな」

「嬉しい〜ありがとう!」

このやり取りがTLで始まったんです。もうね、地獄だよ。そこで私は初めて知りました、二次創作に貴賎があるという事を。

もうそれは私の小説はつまらないんだと、出来が悪いんだと言ってるようなものです。当然ながら2人ともブロックしました。でも2人とも私の小説を貶したつもりはないんでしょうね、突然ブロックされた事の理由がわからなかったようで大層お怒りでした。

からしたら完全に貶されたとしか思えませんでしたけど。

その後酷似した小説を書いた方からは謝罪をいただいたけど、それは「ブロックされたために怒りのツイートをした事」についての謝罪でしかなかった。それでも謝ってくれただけよかったし、結局この人に罪があるかは難しいところでもある。

でも私はそれからずっと地獄だった、書いても書いても自分の小説はゴミにしか見えない。それでも一応ポイピクにはアップしてたけど、結局自信がないからフォロワー限定にしてた。そうなると内容が気になる方からフォローされるんですね、でもそれが私には不思議でしょうがなかった。みなさんはどうしてこんな小説を読みにいらしたのかと、フォローしたままなのかと。今度はそれがとんでもなく怖くなって「ヘタクソでごめんなさい、頑張ってもっといい物を書けるように努力していきますから」という思考になった。

もうノイローゼだよ。

それからはもう、その自信のなさと申し訳なさに付け込まれたトラブルが続くわけで。何を言われても「私がヘタクソだからですねすみません」にしかならない。まるで自傷行為のようにpixivの小説を消していく。人に助けを求める事もあったけど、結局のところ界隈の人だから、フォロワーさんの人数や同人誌の発行に関する妬みで縁を切られる始末。

 

これ、どうすればよかったんですかね。未だに何もわからないし、今なお自分の小説がゴミに見える事はたくさんある。もう消えない呪いだよ、多分一生消えない。

それでも「それはあなたの小説を好きだと思ってる人に失礼だよ」と言っていただけた事で、ようやく自分の小説をゴミ扱いする事は辞められました。今はそういう友人達に救われて、なんとか生きていますが。

 

いまだに私の小説が好きだと思ってくれる人がいらっしゃるのかはよくわからない。反応をいただける事もあり、読んでくださる方がいらっしゃるのはわかったので、それだけでも本当にありがたいとは思ってます。

しかし何度も何度も辞めようと、諦めようと思って、それでも結局書いてるのはやっぱり自分のためではある。自分で満足いくものを書きたいだけで、推しカプの二次創作を自分の承認欲求を満たすために利用するみたいな事はしたくない。

でもいつか自分でも満足いく小説が書けるようになって、その結果誰かに認めてもらえるのであれば、それ以上いい事はありません。そんな日が来るといいなと思って、いまだに小説を書いている。