私はいつも同人誌はワンオペで作ってるので、表紙のデザインと装丁もそれなりにこだわって作ってるつもり。なのでその辺の話をとりあえず自分用メモだけど書き残しておきます。
「終末依存症」
2022年8月発行/文庫本サイズ/124P/R-18
印刷/プリントオンさま
使用ソフト/Photoshop
久々に出した本でした。加筆修正した再録2本、書き下ろし1本の小説3本を収録。本文を先に書いてからのデザイン。
なんか、何書いたかな。内容全然覚えてない…ただとにかくめっっっちゃくちゃに貶されたので、手元に残ってた本もほぼ処分した。オベはこんな事言わないとか、ぐ♀がエロすぎとか各所から色々と言われたわけですが、確かにこんな事言わないは自分でもそうだと思った。そこは原作を大事にすべきなので、これ以降に書いたものはルフェを、特に30節を何度も読み直してから書いてる。でもエロすぎってなに?それじゃいけないの?むしろそこは私今でも全力で書いてますけど? まあ、もしかしたらそのひとが自分でエロく書けない事の僻みだったのかもしれない。
書き下ろしの内容がちょっと病んでたのと、タイトルがタイトルなので、デザインは中二病医療系の方針に。でも薬とそのパケを散らしても何も面白くなかったのと、オベみを出したくて「蝶を飛ばしたらいい感じなのでは?」と。たまたまフリー素材として配布されていたものをお借りして(R-18同人誌への使用許可は得ています) 更に薬といえばサイケデリックな感じがいいなーという事で、カラフル!彩度上げて!色を盛れ!と。
ただそのまま薬の上に印刷してもつまらないなと思っていたところ、たまたま見ていた印刷所の紙見本からアイデアが湧いてきたわけです。それが高透明フィルム200ミクロンというクリアな紙?で、それを巻きカバーに採用。ほぼ完璧に透けるので蝶はそのまま印刷。タイトルとかの下のものが透けて見えたら困るものは、白印刷の上に文字を載せる感じに。それと蝶はこの彩度を保ちたかったので、オプションでRGB印刷に変更。
うーんよいのでは。大体意図した通りに仕上がりました。裏表紙の記載はやっぱり透けたら困るので、白印刷を活かした薬袋のデザイン。
表3、もくじ、奥付もそこそこ好きにデザインしたはずだけど、あまり記憶にない。探せばデータは残ってるとは思う…とりあえず装丁は楽しく考えて作れた感じ。
色々と拙い本ではありましたが、お手に取ってくださった方々ありがとうございました。