原稿の山場が終わって、8割くらいは書けてるので安心して出掛けられた。むしろいいインプットにもなったかな?
割と趣味嗜好の近いアングラサブカル好きの友人と行ったけど、多分この施設は誰と行くかで満足度が変わる。個人的にはお誘いした相手が大正解過ぎて…ありがとう…
しかし、そんな遠くもないのに初めて行ったわ。
サルバドール・ダリ―エンドレス・エニグマ 永遠の謎― @角川武蔵野ミュージアム
いつぞやの紅白で話題になった場所。さくらタウンとしてホールもあるから、たまにライブもやってますね。でも東所沢という絶妙な立地に結構疑問はあったんですけど。
これは都心には建てられないな、隈研吾さんによる建築。上まで上がって見上げてみると、青空に浮かぶ建物がまるでマグリットの絵みたいにも見えてくる。
建物は5階建て、目的のダリ展は1階で。チケットの区分が色々あってちょっとわかりづらい…
エンドレス・エニグマって副題がいいな、元々はギリシャ語で謎という意味のainigma。暗号機とかバンドとかスタンドとかの名前になってる。
中に入るとめっちゃ広いホール?があって、プロジェクションマッピングが。
ソファがあるくつろぎ空間、撮影可になってます。映像はAIなのかな?ダリの作品が動く動く!同時に色々な音楽が流れるんだけど、いい感じだしどんなアーティストの曲なのかが気になってshazamに判定してもらいました。
全然わからん…真ん中のはなんかいい感じのプログレっぽくてそこそこ調べたけど、調べてもわからん…まずどこの国のアーティスト?
展示は「ダリ作品の展示があまりない」という不思議な感じ…どちらかというとダリの人柄を深掘りしてたかも。あとは絵以外にも色んな作品があるし、ダリデザインの香水瓶は可愛かった。ミュージアムショップでも売ってたけど55000円…
しかしこの展示、どこまでがキュレイターさんの仕事なんだろうか? 一応の資格持ちとしては気になるな。
●漫画・ラノベ図書館
館内の施設。角川の施設だけあって「ラノベの始祖」としていい感じのラインナップになってました。
えまってコンマテあるんだけど!笑
ラノベは小中高生の頃かなりの量を読んでたから、懐かしいものもたくさん。何冊か見て「うわーこんなにルビ振ってあったっけ?」と思ったけど、小学生の私ルビに救われてたな…
●図書館
ここに行くのも大きな目的だったから行けてよかった!
圧巻だな…プロジェクションマッピングも映える。
そして。
この図書館にある本のラインナップがヤバい、ヤバすぎる。もうここに1ヶ月くらい住みたい…って思える感じ。刺さる人には刺さる本のチョイスで、多分「ヴィレヴァン好きなサブカル系」の人ならほぼ100%刺さる。
読みたいと思えた本は表紙だけ撮影。
趣味嗜好がバレるやつ…ただジャンルにそこまで偏りがないんだよね、多分私の興味範囲が無駄に広い。
あとこれは買います、買いました。
美術書なんだけど、北欧ブラックメタルのCDジャケットみたいな作品ばかりで2人して大興奮! 求めていたものがこの本にあった感じ。既にAmazonでポチッたんだけど、ついでにHR Gigerの写真集をオススメされたのでうっかりそっちまで買いそうになった。いや欲しいけど美術書マジ高いんだよ落ち着いてな…
そんな感じでウロウロしてたらあっという間に閉館時間。真面目に時間が足りないんだよ…
世の中にはこんなにもたくさんの情報や思想が溢れているのに、生きてる時間が短すぎる。その短い時間の中で「いかに良い本やコンテンツに触れられるか」というのは真面目に悩ましい問題だな。質のいい人生を送りたいわ。
ご一緒してくれた友人に感謝〜。