「二次創作に貴賎はある」という過去の記事で呪いについて書いたけど、もうひとつ呪いがある。
2022年の夏頃、ちょうど小説を書き始めてから1年くらい経ったところで言われた言葉が呪いのように刺さって消えない。
「あなたはR-18を書いていた方が生き生きしてる」
多分なんとなく口をついて出た、深い意味の無い感想だとは思う。でも私からしたら「全年齢はいまいち面白くない」とも捉えられる言い方なので、そこからあまり全年齢の小説を書けなくなってしまった。
全体的に見てR-18が良いと、私の書くものの中での良さであると伝えてくれたんだとは思う。確かに性行為の持ついい面を書こうとはしていて、それを私の良さだと思ってくれる方もいるのかもしれない。でもそんなの自分の力ではないし、性行為というものの力に頼ってる面が大きいわけじゃないですか。全年齢を真っ当に書いても面白くはないって、物を書く事のベースになる力が無いという事ですからね。
まあ、字書きを始めて1年でそんな上手く書けるわけはないんです、10年選手には適わないですよ。でもそれを理由にしても何になるわけでもないし、自分の力不足と向き合って必死に埋めていくしかない。
苦行の原因、多すぎるな…なんでいまだに二次創作してるのかよくわからない。ただ諦めがつかなくて、放りだしたくもなくて。色んな人に頭おかしいと思われてブロックされながらも必死で書いてるのは、まあ悪い事でもないのかな。