Choko_diary

どこかで二次創作をしているオタクの雑記

同人誌デザイン装丁録 #08

もう8冊目なの!?(驚愕) 冊数とか数えてなかったですね…毎回必死で作っているので。

そうそう、小説同人誌の表紙って難しいんですよね。各所に依頼してる人が結構多い気がするけど、絵師さんの絵だと漫画かと勘違いされたりもして難しいし、悩ましい。

個人的にはWebデザインの経験もあるので、その延長みたいな感じで完全ワンオペ製作をしています。大体は表紙(暫定)→本文+表紙→残り(本体表紙表3もくじ奥付)という順序で作ってます。

 

 

「或る役者にまつわる戯曲集」

2024年3月発行/A5サイズ/110P/R-18

印刷/プリントオンさま

使用ソフト/Photoshop

2022年に出した短編集「或る虫についての虚言集」を踏まえて作った2冊目の短編集です。今回もプリオンさんのフレームセット、箔押しが豪華で大好き。

前回は古い洋書みたいなイメージだったけど、今回はグリモワール…魔導書…みたいな(笑) 厨二病の空気が漂っている感じに。地の印刷が黒一色だから紙についてはこだわれませんでした。

推しの冠の形をしたミルククラウンの絵を以前作ってあったので、それを使う時がきた感じ。滴る雫には令呪が映ってる!どこに令呪があるかまでは想定してません、絵面優先(笑)

遊び紙は今回もヴィンテージゴールドのアンティーク。

背表紙…実はタイトル入れ損ねてて…いや要らないかなと思って入れなかっただけなんだけど、前回の短編集には入ってたというね。

しおりも作った!短編集だしあると便利かなって。表紙のデザイン違いにしてみた。

 

タイトルは悩みました、演劇関係にはしたかった。その中でも「戯曲」を選んだのは気分もあるけど、字面に「虚」が入ってるのはなんかいいな〜と思って。

 

内容的には短編が34本入ってます。

ワンライとXのポイピクにある短編です。が、発行当時に書いてあった短編を全部は収録できなかったんですよね…単純にページ数の問題なんですけど。

個人的には1500円を超える同人誌を買うのって結構躊躇う場合がある(買ったもののなんか違う、が怖い)ので厚くて高いは頒布するにもちょっと抵抗がある。という事で原稿制作時の直近で書いたものは入れてません。

まあとにかくこれまで書いてきた小説が多すぎ(笑) 2年半で短編以外も含め200本書いてるのは自分でもびっくりなんですよ…

という事情があるので、載せきれてない短編の処遇は悩んでいるところではあります。

 

お手に取ってくださった皆様、ありがとうございました。

そして一応まだとらさんにも残ってるのと、手元にも少しあるから、イベントの時にでも見ていたたければ嬉しいです。