Choko_diary

どこかで二次創作をしているオタクの雑記

凛として時雨 TOUR2024 Pierrrrrrrrrrrrrrrrrrrre Vibes

いやプロットを練るのが楽しすぎる、いくらでも何回でもやりたい。

 

凛として時雨 TOUR2024 Pierrrrrrrrrrrrrrrrrrrre Vibes@Zeppダイバーシティ東京

 

予定になかったライブ。

感染症に罹患したせいでライブを2本棒に振った事もあり、とにかく生の音が聞きたくてたまらなくなって。好きなバンド勢のどこか!ライブはないか!と探したところ、翌々日にこのライブがあると知って気がついたらチケット買ってた。お陰様で今仕事がやばいけど。

そして自分でもびっくりな事に、時雨のライブは初めてで…何着てけばいい?古着系?サブカル系?色々悩んだ末割といつものバンギャスタイルになってしまった。

音楽ジャンル的にはロキノンなのかな?プログレとも書いてあってちょっと悩んでしまった、いやまあそうなのかも…? ジャンル分けって難しいし不毛でもある。

5分押しくらいで開幕、暗転。

クリーンなテレキャスター、切れるようなシャウト、絡まったディストーション、澄んだファルセット。

全身で音を浴びてる!生きてる!!!私生きてるーーー!!!

って感じだった、楽しかった。

段下柵前にいたせいか、ステージはほぼ見れなかったけど。しかも柵が結構揺れた…しっかりして欲しい。たまアリで柵が倒れて将棋倒しに巻き込まれた経験があるから怖すぎる。

お客さんはお行儀がいい感じかな、多分羞恥心を捨てきれていない。まあメンバーもあまり喋らないし煽らないし、それでいいと思う。

タイミングが合えばまた行きたいな。

 

来月もライブ予定ないから何か入れたい…とか言いながらライブに通うので耳は悪くなる一方なんだけど。聞こえが悪いというよりは眩暈がしんどいところ。

寺山修司「書を捨てよ町へ出よう」「田園に死す」

原稿のプロットが進んでいく!いいぞ!どんどん練って増やしてくぞ!

しかしシナリオライターがわざわざ「彼は人を愛しません!」なんて言い出したの凄くない? まるで二次創作者が試されてるみたいでワクワクしちゃうな!逆境でこそ力漲るタイプなので、あれこれ考えてるのは本当に楽しい。

恋でも愛でもなく、彼が彼女の隣に寄り添う理由はそれなりにあるんじゃないかな。勿論公式の設定に抗うつもりはなくて、物語の中での彼の在り方についてはとにかく大切にしたいんですけど。

その上で、どうやってカップリングの可能性を見出すのか。

 

さて先日、友人に誘っていただいて初めて目黒シネマに行ってきました。

 

寺山修司「書を捨てよ町へ出よう」「田園に死す

 

この歳にして遂に寺山修司デビューを果たしてきました!何事にも遅いなんて事はないのかもしれないけど、少女革命ウテナを愛してどれだけの年月が経った事か…

観たのはこの2本。ほぼ休憩もなくぶっ続けで観たから疲れた…!でも映画館の最前列には脚置きとしてオットマンがあって(しかもゴブラン織りの可愛いやつ!)それを知ってる友人のおかげでゆったり過ごす事は出来たかな。

「書を捨てよ町へ出よう」の方はなんというか、ハチャメチャというか破天荒というか。序盤にあったシーンで、人通りの多い街中で男性器を模したサンドバッグを女性がひたすらボコボコにしてたのが面白すぎて(笑) まあそういう感じの映画です…って書くとやや語弊はありそう。

観ててなんとなくだけど、村上龍の「限りなく透明に近いブルー」を思い出した。どちらも1970年代なんだよね、そういう何か革命めいたもののあった時代なのかもしれない。

田園に死す」はもうね、アンダーグラウンドサブカルチャーの原液という感じが凄い。白塗りの学ラン少年(ライチ光クラブ) 犬神サーカス団(犬神サアカス團)あたりはわかりやすいかな。所々にアニメやなんかの元ネタ的なものを見掛けてフフッてなった。

 

両作品共に言える事として、作品としてメタ的な作りになってるんですよね。特に田園に死すのラストは良い、恐山かと思ってたらまさかの新宿…(笑)

それと、ウテナ好きとして触れないといけないのが劇中歌を担当していたJ・A・シーザーです。いや普通に日本人ですけど、彼は天井桟敷でも活躍した後に自ら万有引力という劇団を設立しています。少女革命ウテナの劇中歌はJ・A・シーザーが作曲をして万有引力が歌っているんですよね。その源流に寺山修司という存在がある。両映画も始終J・A・シーザー節の効いた独特な楽曲に満ちていました。

 

映画館を後にして、誘ってご一緒してくれた友人とご飯をしながら一頻り話をしたんですけど。

結論として、私には寺山修司作品が刺さってこなかった。なんでだ?と思ってたんだけど、友人曰く「あの泥臭さが合わないのでは?」と。それだー!納得!私は綺麗で美しいものにこだわりがあるから…

そんな話をしつつご飯を食べたんだけど、その友人とはお互い好きなものの方向性は近いのに刺さってくるものが微妙に違ってて。でもお互いの趣味を尊重しつつ各方面の深い話ができる本当に貴重な友人だなと…めっちゃ有難いし大切にしたい。

そんな彼女がデザフェスのお土産をくれたんですが。

彼女らしいセンスの最高のものだった!かなり攻めたデザインだよ…膝にバフォメット、その下にマグダラのマリア? 他にもヤバめのモチーフてんこ盛り!

但しこれ、履いていく場所は選ばないといけないわね…

FGO Expo ~Fate/Grand Order Fes. 2024 9th Anniversary~

今年もFGOFes!

なんとか両日チケットを手に入れたので、前日入りしてからの土日コスプレしての参加という怒涛のスケジュール。

フェスは行ってない年がないんだけど(開催されなかった5周年を除く)(1周年はフェスとしてカウントしてない)かなり久々に一般参加者もコスプレができるという事で、荷物が凄い事に…

 

FGO Expo
Fate/Grand Order Fes. 2024 9th Anniversary~

 

今年は1〜5ホール!いつもより広い!カルデアキッチンとかもホール内に入れたからかな。何をするにも涼しくて快適。

土曜日の方が空いてましたね、チケットもそんなにすぐには完売しなかったみたいだし。

 

●トレジャーハンティング

土曜日に「6時過ぎくらいに並んで整理券取れなかった」という話を聞いて、日曜日に5時半前から並んでなんとか整理券を入手!つまるところ始発の電車で来たとしても整理券取れないのよね、これ…運営にはもう少し何とかして欲しい。

バイノーラルの感想はふせったーに上げたから割愛。始終上っ面の笑顔で塩対応ありがと〜(笑)って感じ。

 

カルデアキッチン

列が崩壊してた…スタッフすら把握できてなかったからもうダメだ。まあそれはキッチンだけでもなかったから全体的に列形成の想定が甘い。

ノブノブ!ぬんのすパンケーキは持ち運び中に崩壊した。

 

●フォトスタジオ

コスプレしてた都合キャラの選択肢があまりなかったな。個人的な思い出にするとしても、マスターの姿をしていながら特定のサーヴァントと撮るのは悩ましくて。まあ最低限の配慮はしました、技術顧問が今日も可愛い!

なお日曜日は相棒が緑色の衣装のコスプレをしていたため画面から消えたらしい(笑)

 

●コスプレ

今回は更衣室が別の建物に。そんなに混雑してないし空調も効いてて快適!クロークもある!

コスプレとしては軽装だったけど正解かな、土日と別のキャラにしたから荷物やばかったけど。会場を歩いていると声掛けて貰えたりして(コミケみたい!)それもまた楽しかった。

コスプレエリアは会場の奥にあって、これまた快適。

撮影背景のパネルはストーム・ボーダーの管制室と、ブリスティンホテルと、リヨフォウのマイルームとで3枚。土曜日の昼頃はこの閑散とした様子だったけど、日曜日の夕方はかなり混雑してた。

コスプレしてる友人達は勿論たくさんいたし、今回はコスせず一般参加なんだけど…っていう友人もわざわざ探しに来てくれたり。基本的には自撮りしか残ってないけど楽しかった!

だがしかしコスプレ用のローファーで2日間歩き回るのはダメだ、完全に脚がしんだ…

 

●キャストトークのアレ

この辺もまあXに書いたから割愛。ていうか誰かを愛することはないとか、元々ある設定だよね?

まあ私ももう少し捏ねてからふせったーに感想を上げたい。

 

土曜日の夜は更衣室から出たら花火が凄かった!ホテルからもよく見えたし、めちゃくちゃエンジョイしたな…

ご一緒してくれた友人、探してくれて楽しくお話できた二次創作関連の友人たち、コスプレイヤーの仲間たち、みーんな大感謝!ありがとう!

田島昭宇原画展 RAS

小説が書けない、イベントが終わってから完全に何一つ書けなくなった。降ってくる題材とプロットが溜まっていくせいか、なんとなく焦る。

まあ、私の創作に必要なものが枯渇したんだろうな。そういや感染症でライブ2本蹴ったし…悔し過ぎる。

そんな中、体調が戻ったところでなんとか会期ギリギリで行ってこれました。

 

田島昭宇原画展 RAS

もうね、学生時代に多重人格探偵サイコが大好きだったからね。まさかFGOでキャラデザしてくれるとは夢にも思わなかった…

田島昭宇の絵や作風が好き、というのもあるけど、個人的には大塚英志の原作ありきだった気もする。多分上手い事マッチしたんだろうね。

そういや大塚英志原作の漫画は大体読破してるはずでは?と思ったけど、木島日記は途中までだった事に気付いた。民俗学柳田国男に興味が湧いたのもその辺からかな。

吉祥寺の商店街を抜けた先にあるギャラリー、狭そうだと思ってたけどそこまで狭くはなかった。平日はほぼフリー入場だったし。内容的には原画の展示と販売と、グッズの販売という感じ。あと先生のサイン会! まさか御本人が毎日在廊されるとは思ってなかったし、サインまでいただけるってどういう事?

社長からお花きてた。

アナログのカラー原稿は想像以上の美しさ。確かドクターマーチンのカラーインクを使ってるんだとかで、デジタルでこの透明感と色合いを出すのは難しいんじゃないだろうか。紙は何使ってるのかも気になった。それと個人的にはモノクロの原画にも興味があって、あまりトーンを貼ってないパキッとした原稿も綺麗だった。

そして私も例に漏れず、ポカニキのアクリルボードにサインをいただいてきました。少しお話もできて、あまりにも貴重な機会でしたね。

行けてよかった。

迷惑行為被害記録#07

先日参加した赤ブーブー通信社による同人誌即売会「JUNE BRIDE FES 2024」において、当方のスペースにいた売り子が迷惑行為を受けました。

ただ下記の事から被害の詳細は記載せず、迷惑行為があったという事実のみを記しておきます。

・被害を受けたのがサークル主である私ではなく売り子を務めてくれた友人である

・売り子の友人から伝え聞いた話であり内容の正確性が十分とはいえない

・証拠になるような記録がない

相手はサークル参加者であり特定もできているのですが、憶測によって話が拗れる事が想定されるため明記も注意喚起も控えます。

元より民度の低さを感じていた二次創作の同カプ界隈ですが、もはや民度云々で済む話ではありません。ただ内容や状況的に赤ブーブー通信社及び警察による今後の対応は望めないとも思います。

売り子をしてくれた友人には、過去私が何件もの迷惑行為を受けてきた事、またイベント会場でも迷惑行為を受ける可能性がある事は前もって伝えてありました。それもあってか友人は「気にしていない」と言っていますが、そういう問題ではありません。

界隈二次創作者の悪質さを改めて印象付ける話であるため、こうして記録する事はしばらく躊躇していました。しかし今後のため自分のためにも、ブログとして書ける範囲での記録を残しておきます。

 

今回は以上です。

THE IDOLM@STER SideM 9th STAGE ~MIR@-CIRCLE CRESCENDO~ DAY2

最近また感染症が流行ってきた感じですが、先日私も罹患しまして。そこそこ悪化して救急搬送されたんですけど、ストレッチャーの上で一瞬だけ星空が見えて。あ〜綺麗だな〜そういや七夕だっけな〜って思って、その直後に意識を失った気がする。でもなんか、生き延びましたね。

 

THE IDOLM@STER SideM 9th STAGE
~MIR@-CIRCLE CRESCENDO~ DAY2

 

初心者Pの友人が行きたい!との事で引率もかねて。ただ2日間参加はまだ早いんだそうで(笑) 追加キャストでS.E.MがきたからDAY2に。個人的には両日行くか悩んでたけど、結局のところ病み上がりで2日間参加は無理だったからまあ。

駅が既に賑やか。

現地、人が多いし広いのでなかなか友人と会えなかった…でも朝から雨だったのに突然晴れたのは宗悟さんのパワー。

会場が幕張メッセの展示ホールなので、フルフラットだろうしステージ見れない覚悟はしてたんだけど。いざ座席ガチャをしたら後ろではあったけど、目の前をトロッコが通る場所で最高だった。

どの曲やるかなーと少し予想はしてったものの、全然当たらなくて…4thライブで張った伏線を9thの今になって回収するとはみんな思ってもなかったでしょ。

・Inner Dignity/Jupiter

やってくれるかわからなかったけど、私はこれを聞きに行きました。2曲目という初っ端の曲順でありながら私の気持ちのピークで…歌詞含め大好きだしずっと心の支えにもなってた曲だから、イントロで膝から崩れ落ち泣きながらペンラを振った。禎丞さんがいなくても御手洗翔太はあの場にいました、間違いなくそこにJupiterはありました…961プロの時代から追いかけてきて本当によかった。

・Hallo, Freunde!

古川さん土岐さん歌が上手過ぎて聞きごたえがありすぎ!

・Life’s Side Menu!/S.E.M

Study Equal Magic!をやらずにクッキングを始めた新しいS.E.M、いいと思う。ステージにキッチンが用意された…ライブ映えがすごい!

・FANTASTIC DISCOTHEQUE/F-LAGS

旗の曲でこんな盛り上がり方をする曲初めてでは?みんなUO折ってた!

いやこんな初披露曲多いとは思わなかったな、ドラスタのChange to Chanceを聞けなかったのは残念だけど。トロッコは3回?本当に目の前を通っていったし、ライティングが眩しかった…

10thも既にツアーが決まってて、未来があるという事は素晴らしいね。今はベースになるアプリゲームがない状況だけど、それでもコンテンツを維持してくれて有難い。

お疲れ様でした。

 

しかし本当に体力落ちたな、この後fesと夏コミあるでしょどうするの。フィットボクシング頑張るか…

同人誌デザイン装丁録 #10

諸事情により現在二次創作が難しい状況にあるから、また同人誌の話をしておきます。

 

 

「LOST IN HUE」

2024年6月発行/文庫本サイズ/114P

印刷/プリントオンさま

使用ソフト/Photoshop

久々の全年齢になりました、プロットの段階でR-18にするかはめちゃくちゃ悩んだけど。

いつも通りの文庫本サイズ巻きカバー仕様。プリオンさんでも巻きカバー対応の紙はそんなにないものなんだけど、特殊紙が大好きなものでチャレンジしがち。今回はホワイトホロペーパーのレインボー、色を失う話だけにね(笑) 白印刷を挟むような紙も久々だったかな…

デザインについて、今回はとにかく画面が煩い!(笑) でもそれを良しとしながらも、多少の解消は試みてみました。白印刷の濃度を調整しつつ、パーツ毎にぼかしをかけて遠近感と奥行きを出した感じ。

まあ実物見ないとわからんですね…通販画像は縮小されるから、あまり意味がなくなるし損してるかも。

デザイン的にはもう日本人大好きアルフォンス・ミュシャです、私も大好き。四角いフレームも星の輪も色の塗りも完全にそう。

ただミュシャからのインスピレーションが全てという訳ではなくて、もっと根本的なイメージの源流はきのこも大好きなあのアニメから。あとは本文の内容を踏まえてのこの表紙です。

今回は巻頭にカラーの口絵を挟みました。

これは次のページと合わせて完成するデザイン。

ただ、当初は別の口絵になる予定でした。

いや巻頭の口絵でいきなりこれはナニコレになる、読めばわかるんだけど。結局これを口絵にするのはやめて、でも折角の大事なシーンなので別のところで使ってます。

 

内容的な話をすると、見るもの全ての色を失い世界が白黒にしか見えなくなった主人公の話です。周囲の人に助けられて色を取り戻すので、ゲストキャラが多くて大変過ぎた…でも各キャラについて、改めて調べて咀嚼したから「あの2人って史実でそんな繋がりが?!」みたいな発見もあって楽しかった。

カプとしての糖度は低めではあります、でも絆が深まる様子が書けてよかったかな。これまで性行為ありきの恋愛感情を書く事が多かったけど、ようやく純粋な心の繋がりみたいなものも書けるようになったんだと思う。

好きな人が隣にいてくれて、同じ景色を見て、お互いの感情を分かち合える。それだけの事で何があっても頑張れたりするし、心満たされる。そんな恋愛の、特に愛情の基本に立ち返ってこれた感じ。

 

お手に取ってくださった皆様、ありがとうございました。