Choko_diary

どこかで二次創作をしているオタクの雑記

同人誌デザイン装丁録 #09

季節の変わり目で体調がキツい…

しかも趣味の二足の草鞋が正直キツいどころの話ではなくなってきた。でも兼業の人は結構周りにいるし、みんなどうやってこなしてるのか謎だったんですけど。

上手い事スケジューリングしてる人、比重が上手くいってる人、毎回極道入稿をしてる人…と十人十色なんだという事は最近把握した。

 

「不協和音症候群」

2024年3月発行/文庫本サイズ/56P/R-18

印刷/ホープツーワンさま

使用ソフト/Photoshop

春コミに向けて短編集出す準備をしてた時、あれ、もしかしてワンチャンもう1冊いける?いけるだろ?とかいうおかしな欲が出て、限界同人女を発動してしまったやつ。元々pixivに載せてあったのを加筆修正して本にしたいな〜とは思ってたから、じゃあこのタイミングでいくかと。

いい加減ノリが軽すぎる。

デザインはまあなんか、またバスルームでピンと閃いたやつです。ただ今回に関しては試行錯誤が凄かった…

最近デザイン作業の過程を残すようになった。これが初期案というか、最初に思いついた物を作って仮置きした時の。デザインの主題に不協和音を持ってくるか症候群を持ってくるかは悩んだけど、医療系は前やったから音楽方面に舵を切りました。

それから色々と試行錯誤をして。

まだ表の角に枠がない時のやつだけど、こうなりました。枠を置くだけで画面が締まるので、最近の私には枠ブームがきている。

人物と影のグラデは青空〜黄昏〜夜のイメージ。個人的にはこの色が本当にデザインのキモだったと思ってます。以前の私だったらこんな補色のグラデは置けなかったと思う…成長したな。

タイトルフォントも結構悩んだかな、解星デコールからロマン雪に変更。下地になってる英文字は手書き風でいい感じのものをいくつか試して決めた感じ。

あとさっきの写真では地の色にクリーム色を置いてるけど、実際は地に色は乗せてません。紙がミランダホワイトというキラキラしたクリーム色の紙なので(多分よく見かけるのはミランダのスノーホワイトの方) その紙色を活かしたデザインに。

キラッキラです。ただミランダの紙見本が手元になくて、完成してどうなるかは結構博打だったりしました…結果かなりよかったし、狙い通りにはなったかな。

 

これは常にそうなんですが、私としては「このデザインの本は手元に置いておきたいなー!」みたいな気持ちになってもらえる表紙を意識してはいます。

 

本に戻って、本文の内容も少し。

私は一人称視点の字書きなんだけど、濡れ場があっても基本的に男性視点でも女性視点でも書けてるんですよね。そこを活かしたいとはずっと思っていたので、今回「女視点」と「虫視点」を交互に読み進めていく形にしてみました。同じ出来事について2人の視点で話が進んでいく、音楽用語的にはフーガみたいな感じ。 

なにせテーマがすれ違いの両片想いなので!

私もオタクですからね、大好きですよ。pixivにあった元の小説は女性視点だったから大幅に書き直す事にはなったけど、書いてて楽しかった思い出。

 

お手に取ってくださった皆様、ありがとうございました。

同人誌デザイン装丁録 #08

もう8冊目なの!?(驚愕) 冊数とか数えてなかったですね…毎回必死で作っているので。

 

「或る役者にまつわる戯曲集」

2024年3月発行/A5サイズ/110P/R-18

印刷/プリントオンさま

使用ソフト/Photoshop

2022年に出した短編集「或る虫についての虚言集」を踏まえて作った2冊目の短編集です。今回もプリオンさんのフレームセット、箔押しが豪華で大好き。

前回は古い洋書みたいなイメージだったけど、今回はグリモワール…魔導書…みたいな(笑) 厨二病の空気が漂っている感じに。地の印刷が黒一色だから紙についてはこだわれませんでした。

推しの冠の形をしたミルククラウンの絵を以前作ってあったので、それを使う時がきた感じ。滴る雫には令呪が映ってる!どこに令呪があるかまでは想定してません、絵面優先(笑)

遊び紙は今回もヴィンテージゴールドのアンティーク。

背表紙…実はタイトル入れ損ねてて…いや要らないかなと思って入れなかっただけなんだけど、前回の短編集には入ってたというね。

しおりも作った!短編集だしあると便利かなって。表紙のデザイン違いにしてみた。

 

タイトルは悩みました、演劇関係にはしたかった。その中でも「戯曲」を選んだのは気分もあるけど、字面に「虚」が入ってるのはなんかいいな〜と思って。

 

内容的には短編が34本入ってます。

ワンライとXのポイピクにある短編です。が、発行当時に書いてあった短編を全部は収録できなかったんですよね…単純にページ数の問題なんですけど。

個人的には1500円を超える同人誌を買うのって結構躊躇う場合がある(買ったもののなんか違う、が怖い)ので厚くて高いは頒布するにもちょっと抵抗がある。という事で原稿制作時の直近で書いたものは入れてません。

まあとにかくこれまで書いてきた小説が多すぎ(笑) 2年半で短編以外も含め200本書いてるのは自分でもびっくり…

という事情があるので、載せきれてない短編の処遇は悩んでいるところではあります。

 

お手に取ってくださった皆様、ありがとうございました

二次創作者にも必要な法的知識について考える

私は2年半ほど二次創作の小説を書いているのですが、二次創作者間でのトラブルを多々見かけます。

そして私も、これまでに謂れのない誹謗中傷などの迷惑行為をたくさん受けてきました。

なぜなのか? まあ字書きとしては初心者でヘタクソなのに、変に目立ったとは思います。活動初期から同人誌を出したり、ハンドメイドグッズを作ったり。現在もネトストはされ続けています。

でもそれだけでなく、私自身にも良くない所はありました。二次創作が久々すぎて勝手が違う面に対応できなかった事、女性向けの字書きとしては初心者だった事、初動で相談相手を間違えた事など。まあ郷に入りては郷に従え、ができなかったんですよね。

だからといって迷惑行為をしていい理由にはなりません。そうは思ったものの、私は本当に認識が甘く、対応の仕方を完全に間違えたのです。

二次創作、特に女性向けの界隈は社会的なルールが全く意味を成していない場合が多い

SNS利用規約も国の法律も、全て関係ない。神たる二次創作者こそ全てのルールなんですよね…正直どうかしてますけど。

それでも、いざ二次創作者同士の問題が現実へと露呈した時に「知らなかったんです!」ではまかり通りません、無知は罪なんですよ。なので私の経験から少しでも学べる事があればと思って、この記事を書くことにしました。

そして同時に、私個人に対する迷惑行為について、同じジャンルやカップリングで活動する方への情報共有が必要であると強く感じました。個性的な方が多いですからね、上手く対応していただけましたら。
以上2つの点から、いまだ実際に存在している誹謗中傷を引用しつつ、お話をしていきたいと思います。

なお私自身は法律家ではありませんが、この記事は実体験を元にした一般常識として記載していきます。

 

●トラブルや迷惑行為において法律家の存在をチラつかせるのはオススメしない

何か問題が起きて自分が悪く言われた時、まず初動の対応が難しいし大切なんですよね。私はそれを完全に誤った。

まず同カプ二次創作者に相談をしない方がいい、非常に揉めます。なんなら「あなたは悪くない、悪いのはあいつ!」と言いながら「あいつ」に人気が出た途端、即寝返ります。

そして基本的にはちゃんと意思表示をした方がいい。我慢して黙っていても何もいい事はなかったし、ちょうどいいサンドバッグとして迷惑行為が連鎖的に続いてしまった。それに誹謗中傷の時効は3年です。

とサラッと法律の話を出しましたが、私には法律家のツテがあります。ありますが、そのツテを頼りすぎたのも良くなかった。なにせ無法地帯にいる人たちが相手ですので。

私は過去「迷惑行為をしてきた人と和解したい」と思い、法を頼りました。その結果「謝罪と和解を求める文面を送る」という事に。行政書士に文面を書いてもらい、情報開示請求をして相手方に内容証明郵便を送る事になりました。その書面イメージがこちら。

いやまあビジュアルが強いですね、それでも現実社会においてはこれが法です。最後には私の希望で「なるべく当事者間で解決する事を望んでいる」という一文を入れてもらいました。

ただ「なぜ和解をしたいのに金銭を求めているのか」という点について、現行の法律では「謝罪要求は金銭要求とセットでなければならない」との事で。結果的には内容証明郵便ではなくSNS経由で送る事になったので、この法的効力を持たせた文面は要らなかったという事には後で気付きました。

そして後にこの文面が「脅迫文である」として私は加害者に仕立て上げられる事に。(後述します)

法律の知識は必要です。ただ知識を得るだけにすべきで、下手にその力を行使してもいけなかった。まあ本当に有事の際には頼るべきですが。

●実際には弁護士がついていないのに、いるフリをするのもオススメしない

これ、さっきとは逆の話なんですけど。

「弁護士がついてます!」と書いて予防線を張る事で、かえって「弁護士はついてない」という事実が露呈する場合もあります。私の元にも弁護士いる宣言をした人から「弁護士に書いてもらった風の文面」が送られてきた事もありました。まあそんな文面は結局バレますよ、私もプロに見抜いていただきました。そうなると「弁護士がついています!」が嘘であると確定しちゃうんですよね…脅しみたいで印象も悪いからやめておいた方がいいと思います。

 

●X(Twitter)は無法地帯である

本来であれば大前提の話です。そろそろ皆さんお気付きかと思いますが、実態の伴わない事項や誹謗中傷でもXでは通用してしまいます。某ガレソさんが本当にいい例だし、YouTubeが無法地帯なのもこれこれさんがいい例。

だからこそ、その2ヶ所にある話は本来信じてはいけないんですよね。違法であっても削除依頼なんて通らないし、例え誤情報でも声の大きい人が正義になってしまう。

そして私もXで根拠の無い誹謗中傷に遭いました。それは2022年夏頃にトラブルがあった相手からで、前述の行政書士が書いた「和解を求める文面」を送った相手でもあります。実際の誹謗中傷ポストを引用しておきます。

報告?ご協力?画像を含めパッと見は注意喚起のように書いてありますが、内容としては実態の伴わないただの誹謗中傷です。それでも信じる人は多いし、何よりいまだに削除されずに残っている事実が凄い

画像1枚目の経緯は相手の感じ方を尊重したいところですが、それにしても悪意により歪曲された事実の方が多い。そして行政書士の書いた文面を「脅迫文」と称している点が事実と異なるため名誉毀損や侮辱罪にあたる可能性があります。オープンな場で相手を名指しで、また事実と異なる内容を発信している、と条件的には要素を満たしているでしょう。

これが悪意なのか無知なのか、どちらにせよ悪質だし信じた人も知識がなさすぎる…さすが無法地帯。何より「予想される」「可能性が」「かもしれません」こんな想定の言葉ばかりです。いや本当に実態はないですからね、本来であれば「被害妄想が物凄い!」としか言えない内容なんですよ。まあ私怨まみれの誹謗中傷である事は間違いないのですが、こういった神字書きとされる人たちの誹謗中傷がこの他にも続きました。当時の私は混乱してしまい精神状態が非常に悪かったので、適切な対処もできませんでした。

気を強く持つという事も非常に大切ですね。そこに二次創作の上手い下手は関係ないんですよ。それなのに私は「自分の小説がヘタクソだからな…」と思ってしまった、良くなかった。

画像2、3枚目については鍵アカのポストと、相手を限定して公開した内容のスクショです。私は迷惑行為に耐えきれずにX(Twitter)のアカウントを削除した事があり、その時のものになります。ただそれは2023年2月の事で、画像にある経緯を踏まえれば相手は絶対に知らない内容です。つまり誰かが横流ししているんですよね、まあ公開範囲から誰なのか想定はできますが。とにかく広く公開されていない内容を転載するとプライバシー侵害であり著作権侵害としても罪に問われる可能性があります。そも引用元の記載がない時点で、このポストは結局のところただの誹謗中傷にあたるでしょう。

そしてこの続きのポストの引用がこちら。

1、2枚目は前述の行政書士による書面をSNSで送ったもののスクショなので、承諾のない私信の公開となり本来であれば即削除&アカウントも削除となります。(詳細は後述します)が、XはそれでOKなんですよね!まあ個人的に公開されて困る内容でもないのですが。4枚目は私が相手を伏せて書いた経緯報告ポストの無断転載で、著作権侵害にあたるでしょう。

しかしです、3枚目はどこからきた?殴るとは? 経緯を読んでもここが一番意味不明だったんですが…(後述します)

なお先日3月17日にありました春コミのイベントにおいても、私は暴力行為など一切しておりません。当然ですけど。

それと「あくまでも当事者間の問題」なんかじゃないですよね、既に画像を横流しした人が加担しているのは明らかなので。

本当にXは何でもアリですね、人気の二次創作者が全てのルールになっていて怖すぎます。周りの人間も配慮せざるを得なくなり、界隈はどんどん異質になっていく。ただもし現実の法廷の場に立たされたら完全敗北しますので、そこは把握して自衛しておいた方がいいと思います。

いやそも誰かをを集団で叩く人間性、どうなんでしょう。

なお現状この件で私から動く予定はありません、年単位で時間がかかる可能性があると助言をいただき、その時間と労力が惜しいと思っていますので。何より、もしこの誹謗中傷を鵜呑みにして信じる人がいるのなら、その方が大分常識がないんですよね。


●RPも罪になる可能性がある

これは自衛の話になりますが、先程のポストには引用リポストがついています。そのリポストの引用がこちら。

いまだに意味不明なのですが、名前晒しって何なのでしょうか? まあこの方も私に対する私怨持ちなのですが、詳細な話をするにはプライバシー侵害にあたる「私信の公開」が必要になってしまうので、今はノーコメントにしておきます。何か他の紹介方法を考えておきますね。

そして元のポストが違法であるとして罪に問われたら、RPした人も罪に問われる場合が。過去には実際に有罪とされた判例もありますし、引用RPに限らずリポストする際は事実確認をするなどして十分注意しましょう。この時リポストしていたアカウントについても私の方で当然記録はしています。
 

●相手の同意なくDMやLINEを晒してはいけない

さてここに来て遂にX(Twitter)を離れ、ようやく現実に辿り着きました。はてなブログさんには日本の法を踏まえた規約がきちんとあり、規約違反があればきちんと対処してくださっています。

先日、私が書くこのブログを非難する内容の記事が匿名で投稿された話をしたいのですが。

■「2024年5月24日に某所で投稿されたとある記事について」

https://blog.hatena.ne.jp/login?blog=https%3A%2F%2Firanoxcaelum.hatenablog.com%2Fentry%2F2024%2F05%2F29%2F134310 

残念ながらこの記事ははてなブログさんの規約違反であるため、運営により削除されています。本当は内容をお伝えしたいのですが、違法な内容の記録を載せる事もまた罪にあたるので…残念ですね。

記事の内容については一旦置いておいて。

なぜ上記の記事が規約違反であり、なぜ違法の可能性があったのか。それは記事内で私との個人的なDMでのやり取りを私の許諾なく公開したからで、先程から書いていた私信の公開というものです。正直ご存知なかった事に驚きを隠せません、弁護士のツテがあるのに? そして「やり取りを晒したから信じる」とか言い出す方々も本当に常識がなかった。まあ記事は残ってた方が私としてもよかったのですが、実例になりますし。

そして記事の内容なのですが、私がこのブログで「同カプ界隈の人で頒布物への金銭の不払いがあった」と書いた事に対して、本人とされる人物が匿名で「その頒布物はプレゼントされたものだ」と主張するといった内容でした。まあ一言で言えば単なる認識の齟齬で、正直どちらが悪いという話はありません。ただ金銭の不払い問題を起こしている事は相手が自ら認めていました。

参考までに、話の経緯を私視点で書いた記事がこちら。

■私の考える人間関係や揉め事との向き合い方②

https://chokodisposed.hatenadiary.jp/entry/2024/02/03/113123

さて、もう少し踏み込んだ話をすると、削除された記事には証拠としてXで私と仲良さそうにDMをした「私信」のスクショが載せてあり、金銭の授受が必要なかったと主張するものでした。しかしXでのDMやLINE等は、相手の許諾なく恣意的に晒したら罪に問われる可能性があります。その基準については意外ときちんとしたルールが存在していて「私信の内容が話の主題である事」「私信の引用量が過度である事」あたりに相当すると、プライバシー侵害にあたる可能性が高くなるようです。名前を伏せたところでルール違反であればアウトですし、当該記事にはこのブログにリンクが貼ってあったので名前を伏せた意味もありません。ただこのあたりは難しいところですし、各SNSでの規約にもよるかとは思います。

なお、今回はそんなルールに反するものではないと判断できましたので、削除された記事に実際に掲載されていた私信を紹介します。

※この私信は相手方が私の許諾なく公開されたものであり、かつ掲載した記事自体の削除が相手方の意思によるものではありませんでした。しかし私がここで公開に許諾する事で「公開に関して双方の合意が成立した」と看做します。削除はされていますが引用元はこちら。

https://blog.hatena.ne.jp/login?blog=https%3A%2F%2Firanoxcaelum.hatenablog.com%2Fentry%2F2024%2F05%2F29%2F134310 

ここに書いてある「ハンカチ」が問題の不払いされた頒布物になります。私としては公開されても困りませんし、情に訴えたい気持ちはわかるのですが…というか、あれ、よく読むとここに殴るって書いてありますね?先程紹介した誹謗中傷ポストの「殴る」画像ってこれじゃないですか? 

このハンカチの人、誹謗中傷に加担していますよね。

そうそう確か、この時の私は早く相手との話を終わらせたい一心で本当にイライラしていたんです。私に害をなす可能性を感じていたので、とにかく早く縁を切りたかった。それでもしつこくイベントに来いと言われたために、勢い余って「絶対にイベント参加が出来ない理由」をでっち上げて強引にイベント参加を断ったわけなのですが。

DMを公開したことで、かえってこのハンカチの人が「過去あった私への誹謗中傷に加担している」事が明らかになりました。これはうっかりを通り越してませんか? いや人間悪い事はできませんね…

それにしてもこういう不用意な発言をすればこんな揚げ足取りをされますので注意しましょう。

しかし私への誹謗中傷に加担した人、これで3人目です。もう立派な集団いじめですよ。つまり前述の誹謗中傷ポストそのものが「当事者間の問題などではなかった」事も明らかになりました。結局のことろ、これは一方的な私怨を持った複数人による「悪質な集団リンチ」だったのです。

ついでに頒布物不払い問題について、ハンカチの人視点で話をまとめておきます。

ハンカチを対価なしに受け取る(22/12)

→本来ハンカチと交換にしたかった自分の同人誌を買わせる(23/03)

→DMの内容を利用して誹謗中傷に加担(23/06)

→ブログで金銭不払いと言われた(24/05)

→対価なく入手したハンカチを「感謝とお詫びのしるしとしてプレゼントしてくれたハンカチだった」と主張(24/05)

これが正しい過程ですね。いや私を誹謗中傷までしておいて今更それはかなり図々しい気がしますけど。

まあ私としてはこういう事をする人だろうな、と予感していたため「手切れ金として押し付けたハンカチ」だったんですけど。また、ハンカチの人が私への誹謗中傷に加担していると確証できた時点で「金銭被害である」と認識を改めました。

ともかく相手の許諾なき私信の公開はプライバシー侵害にあたります。その点に関しては本当にXが無法地帯なんですよね。


●創作物は消さない方がいい

私は字書きとしては本当に初心者で、自分の小説を同カプ二次創作者から散々貶されてとにかく自信がなかった。だからこそ衝動的に創作物を消す癖がついてしまい、定期的に削除もしてしまっていました。

しかしその「創作物の削除」により新たな迷惑行為がうまれました。この件に関しては私がXのアカウントを削除した事に起因しますが、とにかく初出日と内容がわからない創作物を再掲すると「パクっただろ!」と後出しの言いがかりをつけられる事があるんですね。

■私の二次創作小説が別の方の作品と似ているという指摘について

https://chokodisposed.hatenadiary.jp/entry/2023/08/16/185116

いやもう公開した創作物を消すのは本当に控えた方がいい、やむを得ない事情で消すなら「公開日と内容のわかるスクショ」をとるべきです。私の場合はネタをパクっただろという言いがかりでしたが、登場人物の名前を変えただけの小説を転載される可能性もあります。自分の著作物を守るためにも、記録は本当に必要な事なんですよね。

 

●個人情報は意外と流出している

これはとても怖い話なのですが、私の元に匿名で「迷惑行為をしてきた人物の個人情報」が送られてきた事がありました。内容は本名と住所だけで、信憑性に欠けてはいました。ただもし正しい情報であり、私がそれを悪用するような人物であれば当然事件が起きます。

個人情報であるとされた人物は二次創作歴が長いようなので、過去発行した同人誌の奥付などからも情報は漏洩しそうです。

ただ何よりまず、人の恨みを買わないようにすべきなんですよね。情報送信者は私に「この情報を使って自分の分も戦ってくれ」と言っているようなものですから。

そもそも、昨今は匿名であっても情報開示請求がしやすくなりました。「名前も顔も見れないから何を言ってもいい」という時代は終わっていますので、その認識があるならアプデしておきましょう。


●揚げ足取りをされないよう発言には用心を

私自身に関して、これが一番良くなかった。私信であっても本気でなくとも、殴るとか書いてはいけなかったですね。まああんな悪用をされるとは思ってもいませんでしたが…

その他にも「状況が掴めないままなんとなく謝ってしまった」事が多々ありました。謝罪をしたという事実は「自らの非を認めた」として100%悪人にされます。個人的には本来、揉め事に関して「お互いに悪い点がある場合も多い」と認識しているのですが、その考えで動くと悪意に負けます。

謝罪はどうしても必要に迫られた時だけにした方がいいでしょう

 

この記事で私がお伝えしたかった事は以上です。
まあ端的に言えば自衛しろ!弱みをみせるな!舐められるな!にはなるのですが。
恨みを買わないようにしてても全回避は難しいですし、「なんかムカつく」という理不尽な理由でも言いがかりはつけられる事があります。

知識をつけましょう。

悪意と戦うには一番の武器であり、魔除けでもあります。

 

最後に、完全な余談にはなるのですが。

この記事を読んで「法ってなに?!なんか理不尽じゃない?!」と思う方もいらっしゃる気がするんですよね。「あんな素晴らしい二次創作をする人が違法行為をする訳がない!」とも。

なぜそう感じるのか、それは「このブログ主が悪人であるという先入観」からです。私だって一人の人間として生きていますし人権もあります。できれば公平な視点を持って日々を過ごす事をおすすめします。特定の人物に肩入れをする事で、騙されたり詐欺にあったり、知らぬうちに犯罪に加担するなどしないように。もしその相手が実際に会ったことのない人であれば、余計に注意した方がいいと思いますよ。「知らなかった」では許されません、法を犯したあなたを救うものは何一つありません。

 

長文をお読みくださりありがとうございました。

そしてもし本当に法による対処が必要な案件が起きたなら、こんな所を見ていないできちんと弁護士を頼りましょう。

それでは皆さん、法を遵守してよい二次創作ライフを!

note及びはてなブログに書かれた記事について ※7/18追記

匿名でメッセージがきましたので、内容と返信を開示しておきます。

匿名のメッセージに関して「メッセージ内容は基本的には非公開」とツール内に記載してありますが、必要性を感じたため公開させていただきます。

なお私が書いているブログの記事に関しては運営の確認がなされており、過去の記事は規約に沿ったものになっています。また現在もはてなブログさんの規約に沿うように書いています。

そしてこの件について、私が記載した当該案件に関する記事(https://chokodisposed.hatenadiary.jp/entry/2024/02/03/113123)よりもう一度同じ事を書いておきます。

 

私にとって関わってはいけない人間だという判断は本当に正しかった、情なんてかけてもいけなかった。でも私はいつもそこの詰めが甘くて、「もしかしたら本当は信頼に値する人なのかもしれない」という人間性善説を捨てきれていないのです。

それでも「確認」ができたからよかったのかなと思います。生まれてこの方、何十人と「確認」をしてきたけれど、そこで信頼を回復させてくれた人は誰一人としていません。彼女もそんな人の1人でしかありませんでした、本当に残念です。

 

非常に攻撃性が高く、苛立ちに任せて書かれたであろう文面を見て、改めて「確認した結果の通り、当時より想定していた最悪の可能性が現実になった」と感じています。

本当に関わってはいけない人物だった。

どんどんこの界隈の二次創作者の異様性が浮き彫りになってしまいますね。個人的にもこういった内容の記事はもう書きたくありませんので、残念の一言しかありません。

 

2024/05/31 00:35 追記

はてなブログ規約違反により当該記事は削除されたそうです。

重ねてお伝えしますが、やり取りにおける私の気持ちには残念ながら疑念と諦念しかありませんでした。また削除された記事には、私が金銭問題であると認識した大きな原因である、私への「謂れのない誹謗中傷に加担した事」について一切言及されていませんでした。

両者からの情報を十分に得た上での解釈は個人の自由ですが、これ以上界隈の悪印象を拡散したくありません。軽率に騒ぎ立てないようお願い致します。

 

2024/06/06 23:55 追記

匿名であった当該記事の筆者が確認できました。弁護士と契約したと記載がありましたが、現状通知等は確認できていません。

また民事訴訟を起こす予定があるようでしたら、当該人物が過去にありました私への誹謗中傷に関わっている事実が確認できましたので、こちらからは反訴をして併合審理という形になると思います。

自らが先立って誹謗中傷をしておきながら大仰で物騒な対応をされた事、大変遺憾です。以前にも増して界隈の民度が疑われてしまいますし、即売会を前に気分を害された方もいらっしゃるかと思います。

本当に残念でなりません。

 

2024/06/11 12:45 追記

この件につきまして、相手側が弁護士に依頼したとの事で連絡を待ちましたが、現状は弁護士による受任通知等は届いていない状況です。

またこれ以上見苦しい内容を発信する事は私個人としても望んでいないため、今後はこの件についての言及を控えたいと思います。

皆様の大切なイベントを目前に、大変お騒がせ致しました。

 

2024/06/23 11:55 追記

いまだに問い合わせが絶えないため、私自身の為にも必要であると判断し現状を追記しておきます。

・当該人物は弁護士をたててなどいない

こちらには受任通知すら来ていません、弁護士はたてていないでしょう。そもご自身が過去私への事実を伴わない誹謗中傷に加担している事、また私の書いた記事に誹謗中傷の意図はなくその要件も満たしていない事から、受ける弁護士はまずいないかと思われます。

・本人らしき人物からお気持ちの手紙が届いている

完全に個人情報を悪用した迷惑行為です。なお本人であると断定ができないのは、私の方ではDMでのやり取りの後に住所氏名を破棄及び削除しているため。

私はあくまでも迷惑行為の被害者です、ただ彼女たちに復讐をしたい訳ではありません。謂れのない誹謗中傷により着せられた汚名を返上したかったという話です。
また何か私に害をなすような事があれば毅然として対処をしますが、現状はもうこの件に時間を割きたくありません。
今後は再び二次創作に注力します。

 

2024/07/18 18:33 追記

しつこく言い掛かりをつけてくる人がいるのですが、話の筋がわかっていないように見受けられます。何故か相手方は被害者面をしていますが、被害者はあくまでも私であり相手は加害者です。しかも加害の証拠を自ら公開し金銭の不払いも認め、その上で弁護士がいると私を脅し個人情報の悪用までした物騒な相手です。

そんな彼女の肩を持って私を叩く、それがどういう事なのか少しは考えてください。しつこいようであれば対処せざるを得ません。

また私は法令を遵守し、はてなブログさんの規約に従ってブログを書いています。有り無しの判断を自分で行っているわけではありません。

二次創作界隈の特殊性について考える

先日、自分としては凄い気付きをしたんですよね。もしかしたら多くの人が既に把握してる事なのかもしれないけど。

個人的に中学生の頃から二次創作とコスプレを始めて、高校からは二次創作を辞めてコスプレだけ続けてたんですけど。結果二次創作に関してはTwitter(X)とpixivを使った活動はした事がなくて、コスプレでだけ使ってたんですよね。

そんな私は物凄く疑問だったんです、二次創作はなんでこんなに無法地帯なのかと。二次創作者間でのトラブルもそうだけど、人を選ぶような際どい内容の二次創作も平然とオープンになっている。しかも後者は「どうしてダメなのか」がわかっていない人もいるみたいで。そこの一番の理由は「元になった作品やキャラに悪印象が付く危険性」があるからなんですけどね。他にも「あの界隈は民度が低いから関わりたくない」というイメージが拡散する事も多いし。

ここ一、二年は特にどこの二次創作界隈も酷い。

悪印象がつくって、コスプレ界隈やライブ等現場で活動する人達にとっては致命的なんですよ。生身の人間で活動してるから。遠目に指さされて避けられる、スタジオ出禁になる、最悪は公式が認知して制限が生まれる。しかもそれって本人だけの問題じゃなくて、「当該施設でのコスプレ全面禁止」とか「使用可能なグッズのレギュレーションができてしまう」みたいな事が発生して他の人にも迷惑がかかる。だから皆さん素行には気をつけていて、対面で、実際に会ってみて危険人物を見付けたら界隈全体で共有して関わらないようにする…まあ界隈からの追放ですね。学級会みたいなマナーについての議論もかなり増えてる。

 

●実際の制限とは

例えばコスプレが全面禁止になった施設として、群馬県ロックハート城、愛知県の明治村あたりが有名かな。施設の方向性にそぐわない撮影をした(露出度の問題が多い)、設備を破損された、など。どちらも今は撮影できるようになったけど(ロックハート城は未だ厳しい制限つき)長らく、年単位でコスプレは禁止されてました。

あとはコスプレイヤーお断りのロケ地も多い、土地の所有者を怒らせたパターンです。だからみんなロケ地は絶対に言わない、他のコスプレイヤーに荒らされたら困るから。

現場だとアイマスのキンブレ禁止とか?あれはキンブレ吹っ飛ばして高額機材が壊れた話が発端だから故意かどうかは疑問だけど、いまだにキンブレ禁止なのでかなり迷惑。ボタン電池式のペンラのみ許可されてるけど、ボタン電池の管理が本当にキツい。

 

●二次創作やコスプレに制限のあるジャンル

この事に関して、そもそも「制限のあるジャンルが存在する」という事実を知らない人もいるかもしれない。これって言わば公式からの先行ブロックみたいなもので、作品イメージを保ったりトラブル防止だったりする。

ウマ娘:R18全面禁止

・ディズニー(ツイステ含)/アイナナ/特撮:コスプレは自作衣装のみ可

・魔道祖師:公式カプ以外のカップリング二次創作の禁止/利益の出る同人誌頒布の禁止

公式だとこのくらい? 魔道祖師の同人誌については「疑われないように」という意味で無料配布にしていたり、物でお礼を貰う場合があったりするそうで。同人誌のお礼で米貰うとか凄くない?!

コスプレ衣装についてはとにかく自作するか、自作しましたと言い張るか。結局は営利目的の業者をどうするかって話ではあるから民度は関係ないかもだけど、まあコスプレイヤーを「衣装を自作するほど熱心な人」に限定させる結果にはなってる。ハードルが低いと人数が増えて民度は下がるしね。

あとウマは勿論、ヘタリアとか文ストあたりは界隈内での「暗黙のルール」がありますよね。そのあたり考慮するならFGOにルールがないのは不思議な感じはあるけど…

 

●それで、二次創作が無法地帯なのは

ほぼWeb上で完結する活動だからですよね。対面でのやり取りやリアルでの活動が本当に少ない。だから活動が制限される危機感もないし、軽率に争いを始め出す。

相手が見えてないんですよ、顔も、人格も、何もかも。最悪は血の通った人間だという認識すらない、何を言ってもいい、気に食わなければ潰す、相手への誠意なんていらない、民度なんて関係ない。

まあ、その最悪の結果が「二次創作という、グレー」という記事にした事件なんですけど。あれは本当に大問題になったし裁判沙汰にもなった。

そう考えると、コスプレという対面を伴う形態の活動の方が特殊にも見えてしまうかも? それでもモラルやマナーのない人や金銭問題を起こした人は、事実を伴う注意喚起が拡散され追放される。いや普通の事では? それにしても本当に人間性に関してはシビアですよ、あそこ。

再び二次創作に戻ると、私個人としても過去に受けた迷惑行為は「この人とは対面で会う事ないだろうし」みたいな感覚が相手にはあったのかなと思います。「叩いておけばオンリーイベントにも来ないだろう」と思った人はたくさんいるよね、頒布物の代金を払わなかった人もそうかも。(https://chokodisposed.hatenadiary.jp/entry/2024/02/03/113123)

この記事にそこの話は書いていないんだけど、実は「ハンカチのお礼にオンリーイベントで自作の同人誌を手渡ししたい」とかいうおかしな話があったんです。ただ私が「迷惑行為をしてきた人も多いからオンリーは行きたくない」と言ってからトラブルが深刻化して、むこうは代金不払いのまま手の平を返して私を叩くグループに加担した。これは本当に「直接会う可能性がなくなった」事が大きい気がする。

いや彼女、どんな顔して6月のビッグサイトにくるのかな…だって金銭問題ですよ? 社会的には犯罪だし、挙げ句の果てに憶測だけの言い掛かりでしかない誹謗中傷です。私が詳細を公開していなくとも、人として罪悪感すら持てないのは本当に凄い。あとはもう1人金銭トラブル起こしてる人が来るんですけど(コスプレ衣装製作費不払い/記録は検討中) 私がスペースに行ったら2人はどんな反応をするんだろうか。

 

●作品も、キャラも、借りているだけ

話はまたコスプレに戻るけど、コスプレイヤーが素行に気を付けているのは、何か起きた時に「そのキャラがそんな悪事をした!」という印象になりやすいから、でもあります。とにかく分かりやすくキャラとの結びつきが強い。未成年キャラのコスプレをしたまま飲酒をする自撮りを載せた人、大分問題になって炎上しましたね…

でもそれって二次創作だって大差ないはずなんですよ、あくまでもキャラをお借りした創作なわけだから。特定のキャラの人を選ぶような、イメージが悪くなる可能性のある創作物が拡散されたらどうなるか。その界隈全体のイメージが、二次創作者全員の印象が悪くなる。いややるなとは言ってないんですよ、特殊性のある二次創作はpixivにキャプションつけて上げるなり鍵アカでやるなりしてくれ。私はたまたまXに流れてきた推しカプの二次創作絵で、2回程ガチで嘔吐した事がある。ワンクッションすらなかったし、ほんと通り魔みたいだったな…推しカプなのにね、まあ推しカプだからだよ。とりあえず自衛はしました。

それは私だけの特異な体験でもないと思う。

でも皆さんそういう事に気付いてすらいない可能性はかなりあると思う。それこそ井の中の蛙ってやつで、界隈内での自分の印象しか考えてないんですよね。完全な外部から見られた時にどうなのか、は考えていない…外部からヤバいと思われたら推しカプの民は増えない、むしろ減る、増えるのは冷やかしだけ。

 

こういう事を、考え方を今更把握したか…とは自分でも思います。でも死ぬ前に気付けたなら、そこに今更はないと思ってます。常に今この瞬間が一番若いので、確実に今後のためにはなるんですよね。

サルバドール・ダリ―エンドレス・エニグマ 永遠の謎― @角川武蔵野ミュージアム

原稿の山場が終わって、8割くらいは書けてるので安心して出掛けられた。むしろいいインプットにもなったかな?

割と趣味嗜好の近いアングラサブカル好きの友人と行ったけど、多分この施設は誰と行くかで満足度が変わる。個人的にはお誘いした相手が大正解過ぎて…ありがとう…

しかし、そんな遠くもないのに初めて行ったわ。

 

 

サルバドール・ダリ―エンドレス・エニグマ 永遠の謎― @角川武蔵野ミュージアム

 

いつぞやの紅白で話題になった場所。さくらタウンとしてホールもあるから、たまにライブもやってますね。でも東所沢という絶妙な立地に結構疑問はあったんですけど。

これは都心には建てられないな、隈研吾さんによる建築。上まで上がって見上げてみると、青空に浮かぶ建物がまるでマグリットの絵みたいにも見えてくる。

建物は5階建て、目的のダリ展は1階で。チケットの区分が色々あってちょっとわかりづらい…

エンドレス・エニグマって副題がいいな、元々はギリシャ語で謎という意味のainigma。暗号機とかバンドとかスタンドとかの名前になってる。

中に入るとめっちゃ広いホール?があって、プロジェクションマッピングが。

ソファがあるくつろぎ空間、撮影可になってます。映像はAIなのかな?ダリの作品が動く動く!同時に色々な音楽が流れるんだけど、いい感じだしどんなアーティストの曲なのかが気になってshazamに判定してもらいました。

全然わからん…真ん中のはなんかいい感じのプログレっぽくてそこそこ調べたけど、調べてもわからん…まずどこの国のアーティスト?

展示は「ダリ作品の展示があまりない」という不思議な感じ…どちらかというとダリの人柄を深掘りしてたかも。あとは絵以外にも色んな作品があるし、ダリデザインの香水瓶は可愛かった。ミュージアムショップでも売ってたけど55000円…

しかしこの展示、どこまでがキュレイターさんの仕事なんだろうか? 一応の資格持ちとしては気になるな。

 

●漫画・ラノベ図書館

館内の施設。角川の施設だけあって「ラノベの始祖」としていい感じのラインナップになってました。

えまってコンマテあるんだけど!笑

ラノベは小中高生の頃かなりの量を読んでたから、懐かしいものもたくさん。何冊か見て「うわーこんなにルビ振ってあったっけ?」と思ったけど、小学生の私ルビに救われてたな…

 

●図書館

ここに行くのも大きな目的だったから行けてよかった!

圧巻だな…プロジェクションマッピングも映える。

そして。

この図書館にある本のラインナップがヤバい、ヤバすぎる。もうここに1ヶ月くらい住みたい…って思える感じ。刺さる人には刺さる本のチョイスで、多分「ヴィレヴァン好きなサブカル系」の人ならほぼ100%刺さる。

読みたいと思えた本は表紙だけ撮影。

趣味嗜好がバレるやつ…ただジャンルにそこまで偏りがないんだよね、多分私の興味範囲が無駄に広い。

あとこれは買います、買いました。

美術書なんだけど、北欧ブラックメタルのCDジャケットみたいな作品ばかりで2人して大興奮! 求めていたものがこの本にあった感じ。既にAmazonでポチッたんだけど、ついでにHR Gigerの写真集をオススメされたのでうっかりそっちまで買いそうになった。いや欲しいけど美術書マジ高いんだよ落ち着いてな…

 

そんな感じでウロウロしてたらあっという間に閉館時間。真面目に時間が足りないんだよ…

世の中にはこんなにもたくさんの情報や思想が溢れているのに、生きてる時間が短すぎる。その短い時間の中で「いかに良い本やコンテンツに触れられるか」というのは真面目に悩ましい問題だな。質のいい人生を送りたいわ。

ご一緒してくれた友人に感謝。

大吉原展@東京藝術大学大学美術館

突然エンジンがかかって、自分でもびっくりするくらい凄い勢いで原稿を書いてる。あまり考えて書いてない、吐き出すように書いてる。脳内に物語と台詞と景色と心情と、色んなものがどんどん押し寄せてくる。この瞬間が楽しくて字書きをやってるという節はあるかもしれないし、この瞬間のために上手くなりたいと思って書き続けてきたところもある。積み立ててきたものも確実に糧になっている。

 

大吉原展@東京藝術大学大学美術館

 

なんか会期前に燃えてましたね…まあセンシティブな文化を扱っているから仕方ないところはありそう。でもその事でむしろ話題にはなったという…

藝大は初めて来たかも。美術館はここよりもっと奥でした。

ピカピカだ!もっと地味な建物かと思ってた(笑) 中は結構広い、地下2階から地上3階まである。

それなのにめっちゃくちゃに混んでた!展示を見る事はおろか、まず先に進めない。平日の日中でこれか…日時指定チケット制にした方がよかったと思う。客層は割とシニア寄りかな?

感想はまあ色々あるけど、掛け軸や浮世絵以前にまず我々には吉原の知識がないんだ…そこは本当に勉強になった。基本的には一般的な遊郭のイメージであってるんだろうけど、幕府公認でシステム化されていた事にびっくり。マナーや規律もしっかりあったみたいだし、遊女にもランクがある。たまに創作でも見るけど、格子窓越しに客引きをしてるのはランク低めの遊女らしい。より身分の高い遊女である花魁になるには、教養や芸事も必要だったそうで。なんか銀座の高級クラブのホステスさんみたいだ…美人なだけではなれないやつ! それでいて「身請け」というシステムもあって、客が大金を出して遊女を娶る事もあったんだとか。そっちはなんだか婚活みがある…

あとは吉原というコミュニティに敏腕プロデューサーがいたというね…遊女をモデルに浮世絵を書かせて、知名度を上げつつブランド化したそうで。だからこそ後世、我々も知る「遊郭街の吉原」というイメージが残された。なるほど…

展示は概ね写真NGだったけど、吉原をイメージしたドールハウスみたいなものは撮れた感じ。

お着物重そう…でも我々の遊女のイメージってこれなんだよね、大体あってた。

遊女は仕事の内容が内容だから、当時話を聞いた海外の人には下卑た文化だと思われたらしい。そしてこの企画展自体も燃えたわけで…

でも遊女も立派な職業だと思うし、究極の接客業なんじゃないんですかね。そこは現代のホストホステスキャバ嬢あたりにも通ずるものを感じる。大変だと思うよ私は…

そんなこんなでかなり掻い摘んで見てきました。じっくり見ようとしたら人多過ぎるし疲れちゃうよこれは…でも素晴らしい企画展であったのは確かで。

 

来週も某企画展を見に行く予定、今度は友人と!

原稿も頑張りたいね。