原稿終わったぞ!お疲れ様でした!!!
今回は美術館レポ。
原稿終わったし久々の美術館!博物館学芸員の資格を持ってるくらいには美術館好きなのに、なかなか1人では行きづらくて…誘いに乗ってくれた友人ありがとう。
西新宿のど真ん中にある美術館、客層が広かった。
最近は展示の撮影OKな美術館多いね、まあSNSで写真載せたら気になった人は来てくれる。特に実物からしか得られない物があるって知ってる人は来る。
これも撮影OKでいいのか…ゴッホと言えばひまわり。壁もテーブルも花も黄色いのに成立しているこの絵、やはり凄い。
ゴッホはゴーギャンと喧嘩して自分の耳切り落とした人だから、さぞかし感性でばばんと描く人なのだろうと思ってたら大間違いだった。10年しか活動してないのに850点も描いてる努力家だし、他の画家の作風を分析・研究しつくして唯一無二のひまわりを生み出した凄い人。あとはマーケティングも意識して「売れる絵」というものも考えてたらしい。
展示に関してはゴッホ以外の作品も「比較対象」として結構あった。例えばこれ、別の画家が当時流行してた死をイメージしたヴァニタスという絵↓
なるほど綺麗で写実的、でも「ふーんなるほどね」で終わる。これをゴッホが描くと↓
何をどう見てもフィンセント・ファン・ゴッホ!!!(の作品だとすぐにわかる)
こういう、自分ならではの武器を意図的に作っていったんだよね…いやそれが出来てなんで耳切ったんかとは思う。というかゴッホはゴーギャンとのルームシェアを2ヶ月しかしてないのに、どうしてそんなに話が拗れたの???
一緒に行ってくれた友人は写真がめちゃくちゃ上手いセンス持ちのカメラフレンドなんだけど、芸術というものに対する解像度が高い。主に光の入れ方・描き方をよく見てるしとにかく感想が深い。そういう彼女の感想が聞けたのも凄い良かった。
その後アフタヌーンティーをしたい、というリクエストがあったので二ナスに。ちょうどいい量でお財布にも優しいから推せる…!
凄く楽しかったって言ってくれてよかった、私も楽しく過ごせました。
あとは12/11までのイヴ・サンローラン展と、来年1月いっぱいまでのモネ展に行きたいんだよね。こないだのDior展が素晴らしかったからYSL展も行っとくか…でも会期がもうあまりない。モネはまた誰か友人捕まえるかな。