Choko_diary

どこかで二次創作をしているオタクの雑記

合同誌収録作品の掲載について

現在公開されている、過去発行した二次創作同人作品のWeb再録についての話です。その作品を収録した同人誌は私との合同誌なのですが、再録するという話は一切聞いておりません。

また大前提として、私は共同制作者として名前を出して欲しいわけではありません。たくさんの方に評価されているという事も嬉しく思います。ただ「二次創作同人活動をする上での最低限のマナー」が守られていないのです。合同誌であった以上は再録する旨を確認するのが一般的です。

 

そして以下は具体的な「私としての合同誌に対する認識」になります。

 

確かに、実際作品を仕上げたのは相手方です。なので「ひとりで描いたもの」というおつもりかもしれませんが、私としては相手方の作品も私の小説もどちらも「お互い相談しながら作った共同制作である」と思っています。制作時はたくさんリモートでやり取りをして、本のテーマも相談して「夢」というものに設定しました。

私は「52Hzのクジラ」の話を小説のネタとして使わせていただき、話に盛り込みました。元々書こうと思っていた話のアクセントになるものがなかったので、そういう話があるんだよ、とヒントをもらい色々と調べて、小説にその要素を加えました。

そして、私も相手方のストーリー構成と台詞回しのお手伝いをさせていただきました。非常に多くの盛り込みたい話があり、要素の多いプロットを拝見して「まずは起承転結を考えて、その上で必要な要素を選び、鍵になるものを決めたらどうでしょう」と伝えたんです。でないと36ページという尺に入り切らないし、明らかに締め切りにも間に合わないので。その結果、あのようなストーリーになりました。また現在X(旧Twitter)に掲載したものは台詞回しを大幅に変えたとの事ですが、制作当時「このシーンでキャラがどういう会話をするか」についてもいくつか相談されたので、私の解釈で考えたものをお伝えして参考にしてもらいました。

しかし残念ながら、大半のやり取りがもくりとzoomだったため、記録としては残っていません。

 

これは余談ですが、現在相手からはブロックされています。結果的には金銭トラブルでの行き違いから一方的に関係を絶たれたのですが、私としては金銭問題についてはさして重要ではありません。お金より大切な「気遣いと配慮」がいただけなかったのでそうお伝えしたのですが、残念ながらご理解はいただけませんでした。

 

ここまで、私の認識していた事実と思うところを書いた訳ですが、私の主観も多々あるとは思います。ですので、この内容が全てではない可能性はご留意ください。

また重ねて申し上げますが、共同制作者として私の名前を出して欲しいわけではありません。作品が評価されているという事も嬉しく思います。

ただ、個人的にこれはアンソロジーでも寄稿でもなく「共同制作した作品を収録した合同誌」だと思うのです。そして今回もまた「気遣いと配慮」をいただけませんでした。その事が非常に残念でなりません。

それでも同人誌は完売していますし、再録をしたい気持ちはわからないでもありません。ですから「Web再録をしたい」と、その一言をもらえればそれでよかったんです。それが最低限のマナーと常識であり、そうであるならば私はいいですよと言ったはずですし、こんな残念な気持ちになる事もなかったと思います。

なお、私はこのような経緯から同人誌収録作のWebへの再録はするつもりがありませんでしたし、今後もしない予定です。

 

最後に。

せめて、ふたりで何週間もかけて一生懸命考えた「同人誌のタイトル」を記載していただきたかったなと、そう思っています。